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災害時における沼津市との物資提供等の協力に関する協定

2020/10/13

沼津市と災害時における物資提供等の協力に関する協定を締結いたしました。

この協定により、災害時に沼津市からの要請があり次第、沼津市の避難所に木村鋳造所が製作した発泡スチロール製避難所用パーテーションを提供することが可能になりました。このパーテーションは発泡スチロール製のパズル状になっており、必要な状況に応じて自由にレイアウトを変更できるのが特徴です。木村鋳造所のデザインチーム「キムラデザインワークス」が製作しました。沼津市からは、軽量で女性でも簡単に持ち運びや設置ができる点を高くご評価いただき今回の協定締結となりました。また、耐水性がありアルコール消毒も簡単にできることや、20mmの厚さがあるため断熱性やクッション性に優れている点もご評価いただきました。(提供する発泡スチロールパーテーションは難燃素材の燃えにくい素材です。)

実際に組み立てて頂いた沼津市長の頼重様からは「白は衛生的な色なので避難所にはぴったり。非常に軽く簡単に設置できるのが良い。キュッと音が鳴るのはそれだけキッチリと組み合わさっている証拠。」とお褒め頂き参加した木村鋳造所のメンバーに笑みがこぼれました。

木村鋳造所にとって沼津市は、創業をした思い出の地であり、原点です。現在の本社は駿東郡清水町にありますが、創業の地である沼津市には特段の思い入れがあり、弊社の技術で恩返しができる機会をいただき非常に光栄です。

鋳物メーカーと発泡スチロールの繋がりについてですが、木村鋳造所は、静岡県御前崎市、静岡県伊豆の国市、群馬県太田市、群馬県伊勢崎市、アメリカのインディアナ州のシェルビービルの各工場で鋳物(いもの)や発泡スチロール模型(一部砂型)を作っています。発泡スチロールで鋳物の型である鋳型(いがた)を製作する、「フルモールド鋳造法(ちゅうぞうほう)」を採用しております。発泡スチロールの表面が鋳物の表面(鋳肌)になるため、発泡スチロールの模型を作るさまざまな改善に取り組み技術を向上させてきました。今後も木村鋳造所が培ってきた技術で地域貢献ができるよう精進してまいりますのでよろしくお願いいたします。


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