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災害時のおける浜松市との物資提供等の協力に関する協定

2020/12/22

木村鋳造所は浜松市と災害時における物資提供等の協力に関する協定の締結が完了したことをご報告いたします。
この協定により、浜松市の依頼で木村鋳造所が発泡スチロール製避難所用パーテーションを避難所に提供することが可能になりました。浜松市へ提供予定の避難所用パーテーションは、御前崎工場の倉庫に大切に保管してあります。

この木村鋳造所の避難所用パーテーションはパズルの形をしており、アレンジ次第でいろいろな形にすることができます。(最初の写真の右側にあるのが更衣室や授乳室で使える形状です。カーテンは付属しておりません。)1セットに1m×1mが13枚、1m×30cmが8枚入っており、一般的なテント型パーテーションの床材(クッション)として使用する場合は、このセット1つで4つ分まかなうことが可能です。

次のようなメリットが発泡スチロール製のパーテーションにはあります。

  • 軽量で女性でも持ち運びが容易。
  • 耐水性があり、アルコール消毒が可能。
  • クッション性があり身体の負担を軽減。
  • 断熱性があり、寒さ対策が可能。
  • 自由なレイアウトが可能。
  • パーテーションや床材として使用可能。

発泡スチロールパーテーションを使用する機会がないのが一番ですが、何かあった際には避難所で少しでも快適な生活ができるよう木村鋳造所が全力でサポートさせていただきます。

木村鋳造所(きむらちゅうぞうしょ)は、鋳物(いもの)や発泡スチロール模型を製造している静岡に本社のある会社です。発泡スチロールを型にして鋳物を造る「フルモールド鋳造法(ちゅうぞうほう)」を長年採用しています。木型法では造ることが難しいお客様の求める複雑で高品質の鋳物を生産するため、発泡スチロールの切削技術を研究し続け現在に至ります。社内に発泡スチロールを削るNC機械が50台以上保有しているため、短納期での大量の発泡スチロールの模型の製作依頼が多くあります。しかしながら、昨今の新型コロナウイルスの影響で受注が大幅に減少してしまいました。そこで社会のお役に立つ製品を製作しようとキムラデザインワークスのメンバーが立ち上がり、避難所用パーテーションやPCR検査用の簡易ボックスの製作を始めました。


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