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「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約締結

2023/10/10

株式会社木村鋳造所(社長 木村 寿利)は、株式会社静岡銀行(頭取 八木 稔)との間で、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(※)」の契約を締結しましたので、お知らせします。

※企業活動が環境・社会・経済のいずれかの側面において与えるインパクトを包括的に分析し、特定されたポジティブインパクトの向上とネガティブインパクトの低減に向けた取り組みを支援する融資。企業によるSDGs達成への貢献度合いを評価指標とし、その過程を情報開示します。

  • 当社は、鋳物づくりをコアビジネスとする鋳造事業者です。主力事業である自動車のボディを成型するためのプレス金型用鋳物では、国内シェアの約4 割を誇り、“鋳造の革命児”として、世界の産業基盤を支える素形材を製造・供給しております。
  • 当社の取り組みは、国連環境計画金融イニシアティブが提唱した「ポジティブ・インパクト金融原則」およびポジティブインパクトファイナンスタスクフォースが提唱した「インパクトファイナンスの基本的考え方」に基づき、一般財団法人静岡経済研究所が㈱日本格付研究所の協力を得て評価しています。
  • SDGsの目標達成に資するインパクトについて、以下の通りKPIを設定しています(詳細は「評価書」をご参照ください)。これらの取り組みの進捗・成果は、当社ホームページにて開示します。
特定された
インパクト
KPI(指標と目標) 関連する
SDGs
<環境面>
  • 2027年までに、次世代車両向けアルミ構造部品の生産ラインを完成させ、新たな事業の柱に成長させていく。
  • 2030年度に、CO2排出量を2013年度比▲46%削減させる。
  • 2027年までに、鋳造歩留まり率を77%以上に上昇させる。
  • 2025年度までに、PMMAのケミカルリサイクルを実現する。

<社会面>
  • 2027年までに、女性係長以上を2名以上育成または採用する。
  • 2030年までに、従業員を会社費用で大学院に派遣して、2名以上に博士号を取得させる。
  • 2027年までに、組織活力度調査における社員満足度の全社平均値を2023年度比+2ポイント以上上昇させる。
  • 小学校への出張授業や地方公共団体とタイアップした鋳物教室を毎年5回以上開催する。
  • 2027年までに、労働災害の発生件数をゼロにする。
  • 2030年までに、高所作業対策を完成させる。
  • 2030年までに、熱中症対策として、鋳造現場のWBGTの測定値を2023年度比▲1ポイント以上低減させる。

<経済面>
  • 毎年2件以上、特許権を申請する。
  • 2027年までに、鋳造技術を活用した新規事業を2件以上立ち上げる。
  • 2024年末までに、インドで鋳造アカデミーを開校する。

一般財団法人静岡経済研究所によるポジティブ・インパクト・ファイナンス評価書(PDF)はこちらをご覧ください
ポジティブ・インパクト・ファイナンス評価書(PDF)
株式会社日本格付研究所による第三者意見書(PDF)はこちらをご覧ください
第三者意見書(PDF)


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