最新情報

木村鋳造所からの最新ニュース

最新情報

災害時における駿東郡清水町との物資供給等の協力に関する協定

2020/12/01

駿東郡清水町と災害時における物資提供等の協力に関する協定を締結いたしました。

この協定により、災害時に清水町からの要請があり次第、清水町の避難所に木村鋳造所が製作した発泡スチロール製避難所用パーテーションを提供することが可能になりました。このパーテーションはパズルの形をした発泡スチロール製です。用途に合わせて自由にレイアウトを変更できるのが最大の特徴で、個室スペース、更衣室、授乳室など需要に応じた形にすることが可能です。また、サイズが1m×1mなので4枚あれば一般的なテント型のパーテーションの床材として使用していただくこともできます。(提供する発泡スチロールパーテーションは難燃素材の燃えにくい素材で製作しております。)

木村鋳造所の本社がある静岡県駿東郡清水町は、昭和34年12月に工場を建設したときからの長いお付き合いです。日ごろから近隣住民の皆様には大変お世話になっておりますので、今回の協定で町民の皆様に日頃のご恩返しができることを心より嬉しく存じております。

木村鋳造所(きむらちゅうぞうしょ)は、鋳物(いもの)や発泡スチロール模型(一部砂型)を製造している会社です。発泡スチロールを鋳型(いがた)にして鋳物を生産する「フルモールド鋳造法(ちゅうぞうほう)」を採用しています。木型法では難しい複雑な形状の鋳物を高品質で生産するため、発泡スチロールの切削技術の研究を長年積み重ね現在に至ります。ここ最近は、木村鋳造所のデザインチーム「キムラデザインワークス」が高い発泡スチロール加工技術を見込まれエンターテインメントの分野向けに発泡スチロールの模型を製作しております。コンサートの舞台装飾、テーマパークのオブジェ、展示会の装飾品など日本全国のいろいろな場所に木村鋳造所の発泡スチロール模型を納入いたしました。しかしながら、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大を受けイベントの中止が相次ぎ受注が大幅に減少したため、空いた機械や人員を世の中のために活かしたいと考え発泡スチロールパーテーションの製作に至りました。

木村鋳造所では発泡スチロールのリサイクルに積極的に取り組んでおり、社内にリサイクルするための設備があります。


関連記事

投稿サムネイル
米国における3Dプリンターを活用した 鋳造試作部品製造事業の共同展開について
2020/08/25
投稿サムネイル
クリアランス金属を材料とした中部電力株式会社向けグレーチングの製造について
2022/03/14
投稿サムネイル
静岡大学教育学部付属浜松小学校で出張授業
2020/09/18
投稿サムネイル
群馬テレビの取材を受けました
2019/02/25
投稿サムネイル
木友会の第19回定期総会が開催されました
2020/02/03