先輩の声・キャリアアップVOICE

先輩社員たちの入社動機や仕事内容とやりがい
みなさんへのメッセージ

前例がなくても、意思を伝えれば
機会を与えてくれるのが木村鋳造所。
加工のエキスパートを目指して、
新しいことに挑戦していきたい。

PROFILE

S.H

加工部 CAM係所属
入社10年目

  • 現在の業務内容

    木村鋳造所では、出来上がった鋳物を加工することで、よりお客さまのご要望に沿った製品を製造しています。特に現在勤務している御前崎機械加工工場には、最新鋭の大型門型加工機を導入しており、大型鋳物の加工にも対応できます。私はその加工部門で、CAMを使って機械加工機を動かすためのNCデータの作成を担当しています。また、加工が終わった製品が図面通りに仕上がっているかという確認も行っています。

  • 入社の決め手

    実家が沼津にあり、実家から通える会社に就職したいと考えていました。また、世界でビジネスをしている会社で働きたいという希望もありました。大学も沼津で、木村鋳造所を知ったのは、学内で行われた会社説明会。話を聞いたところ、鋳造業は多くの産業の基盤を支えており、木村鋳造所は世界で活躍している企業だとわかりました。加えて、本社は沼津の近く。私の希望する条件に合っていたのが木村鋳造所でした。

  • 入社前のイメージとの違い

    鋳造というと職人さんの世界だと思っていたのですが、入社前に工場を見学したところ、オフィス内にパソコンがずらっと並んでいて、IT技術を駆使したハイテクな会社という印象でした。一方、入社後に現場の方々と接する機会が増えると、思っていた以上に職人さんも活躍している会社だとわかりました。長年にわたって培われたアナログ的な強さに、最新のデジタルをうまく融合させているところが、木村鋳造所の特長の一つですね。

  • やりがい

    機械加工機にどんな加工をさせるのか、そのために使う工具は何かといったことを、全て一人で検討して、判断しなければいけません。また、機械が正確に動くデータを作成しないと、作業が途中で止まってしまいます。現場は24時間動いているので、自分がいないときにトラブルが起こると、その分だけ次の工程に迷惑を掛けてしまいます。責任は重大ですが、それがかえってやりがいになっています。

  • 大切にしている点

    機械加工は、全工程の中でほぼ最終段階に近い工程です。ここでミスが発生すると、最初からやり直しということにもなりかねません。少しのミスも許されない業務なので、常に確認を怠らないように気を付けています。上司や先輩にも、確認さえしっかりとしておけば失敗することはないと言われます。

  • 所属部署の雰囲気

    上下関係がそれほど厳しくないこともあって、困ったことがあるときに上司や先輩でも気軽に相談しやすいですね。加工部は、現場も含めて全体的に話しやすい雰囲気だと思います。また、頑張っている人は年にかかわらず評価してもらえるので、若くても班のリーダーを任されることもあります。あと、私が普段作業しているCAM室はもちろん、加工部は基本的に冷暖房完備。季節にかかわらず快適な作業環境なので、とても働きやすいです。

  • 勤務時間以外の交流

    週に1回程度、仕事が終わった後に同僚と夕飯を食べに行きます。3年前にCAM室に配属される前は、現場で機械のオペレーターをしていたこともあって、現場にも仲が良い人が多いんです。現在は顔を合わせる機会が減ったので、食事をしながら情報交換をしています。

  • 休日の過ごし方

    現在は一人暮らしをしているので、休みの日はよく実家に帰ります。また、掃除や洗濯などの家事は、休みの日に集中してやるようにしています。基本的には、家でのんびりと過ごすことが多いですね。時々旅行に出かけて、気持ちをリフレッシュします。

  • 誇りに思うこと

    鋳造業は一般的にはあまりなじみがない業種ですが、実は自動車のパーツやボディを作るための金型などを製造しています。見ただけではどれが木村鋳造所の製品なのかわかりませんが、他にも人の暮らしに必要なさまざまな鉄製品を造るために、欠かせないのが鋳造です。海外の企業からも信頼される木村鋳造所は、世界の産業の土台を支える存在だと思っています。そうした会社の一員であることは、大きな自信になります。

  • 将来の目標

    木村鋳造所には、ダイレクトモールディングプロセス(DMP)という独自の鋳造工法があります。2014年に事業としてスタートしたばかりで、現在私はDMPの加工部門を確立するプロジェクトに参加しています。DMPの加工部門が確立すると、より生産性の高い事業に成長するはずです。将来は、DMPの加工部門を指揮する立場になりたいと思っています。

1日のスケジュール

7:50

出社

現場を回り、夜勤の間にNCデータ
に不具合などが無かったか、機械を
1台ずつチェック

8:00

CAM室と現場でそれぞれ15分程度
のミーティング

8:30

NCデータ作成
(加工が終わった模型は、その都度
正しく出来たか現場へ行って確認)

12:05

昼休み

13:05

NCデータ作成
(加工が終わった模型は、その都度
正しく出来たか現場へ行って確認)

17:00

退社

学生へのメッセージMESSAGE

木村鋳造所は、自らやりたいこと伝えれば、挑戦させてもらえる会社です。私が現場からCAM室に異動したのも希望を出したからで、実は前例が無いことだと聞きました。歴史のある会社だと、若手は思うように仕事をさせてもらえないこともあるそうですが、木村鋳造所ではそんなことはありません。「指示された仕事だけを黙々とやるのはつまらない!」という人は、木村鋳造所に向いていると思います。